スタッフ・利用者さんへのインタビュー(第4回)

インタビュー

コーディネイターさん※へのインタビュー -Aさん

※「コーディネイター」は利用者さんからの問い合わせ、利用・キャンセルその他連絡事項を主に電話で対応する役割です。

Q1 コーディネイターを始めたきっかけを教えてください。
十数年 走らせる会に利用者としてお世話になってますが、2回ほど車が来ないことがありました。受付業務が1人 なのでたまにこうしたことが起こるとのことでした。私は車椅子生活で外出が困難なので電話での受付だけなら お手伝いできるかなと申し出ました。しかし実際は パソコンでエクセル 作業なので目が疲れます。

Q2 日々の活動の中で、特に難しさを感じるのはどんな時ですか? 
どうしても病気の方が多いので会話が難しく内容が理解できなかったり、声が聞こえなくなったり、話が飛んだりと電話では把握できないことがしばしばです。事は病院での治療なので利用者さんが納得できるよう説明するのに少しだけ苦労します。

Q3 また、それをどう乗り越えていますか? 
こちらの事情を説明して一旦電話を切ります。相手の方も 車の送迎を必要としているので、少し時間をおいて こちらから電話をかけると結構うまく会話が進みます。双方少し頭を整理する時間を作ったのが良かったのかと思います。

Q4 利用者さんへの対応でどんなことを心掛けていますか。
時々 予約日の日と曜日の合わない方がいます。予約を受けた後 こちらから ショートメールもしくは電話でもう一度 予約を確認しています。それでも問題は起きます。

Q5 運転ボランティアさんとのコミュニケーションで、心がけていることや気を配っていることはありますか?
基本的には電話はしません。 こちらからはショートメールで対応しています。私は現場を全く知らないので色々な情報を教えてもらっています。

Q6 これまでで印象に残っているエピソードがあれば教えてください
いろんな方がいるのでたくさんあります。病院に行く日は決まっているのですが、時間について電話の向こうで 家族会議が始まります。私も意見を求められ一緒になって会話に加わっていると、なんだか家族になったような気になります。 時間はかかりますが楽しいひと時です。

Q7 地域の方への当会の活動へのメッセージがあればお願いします
昨年末から送迎依頼の件数は減ってきてますが、まだまだ必要とされる活動だと思います。長く続けて行くにはまずメンバーの無理のない参加が大事だと思います。

以上